はじめに
北アルプスに登りたい!
去年は奥穂高岳に登ったものの、槍ヶ岳までの縦走は断念して下山。
槍ヶ岳もいずれ登りたいが、今年は別の山系へチャレンジしたい!ということで剱岳への予定を立てる。
日付は、山の日がくっついて三連休になった8/11(金)-8/13(日)とする。
現地への移動
いくら三連休を使うとはいえ、電車乗り継ぎで現地まで行くのはきついなあ、バスないかなあと思って検索したら東京からの直通バスがあった。
【季節運転】東京・渋谷・新宿・池袋-立山(室堂)| 高速バス | 東急バス
こんな便利なものを使わない手はない!ということで予約。
往路
8/10(木) 20:40 東京駅南口発
8/11(金) 7:00 室堂着
復路
8/13(日) 12:00 室堂発
8/13(日) 21:30 東京駅南口着
直通夜行バスのおかげで活動時間はかなり長くなった。
11日・12日は丸一日を行動に費やせるし、13日も12時までとたっぷり時間がある。
剱岳・立山はコースタイム自体はさして長くないので、余裕を持った計画が立てられそうだ。
行動計画
テント泊で行動する。今年買ったエアライズ2がさっそく活躍のとき。
道程で利用可能なテント場は「剱沢キャンプ場」「雷鳥沢キャンプ場」の二か所。
最初は剱岳にチャレンジするので、11日は劒沢キャンプ場に宿泊、12日は雷鳥沢キャンプ場まで戻って宿泊、ということになりそうだ。
一日目:8/11(金)
剱岳へ。
室堂→剱御前小舎→剱沢キャンプ場→一服剱→前剱→剱岳山頂→ピストンで剱沢キャンプ場
- 出発時刻は7:30
- 標準コースタイムは
- 剱岳山頂まで7時間15分、山頂時点で14:45
- 山頂から剱沢キャンプ場まで3時間5分、行動終了時点で17:50
標準コースタイム合計は10時間20分、15:00に行動を終えたい場合は標準コースタイムの0.73倍の速度で行動する必要がある。
普段の自身の体力からして十分いける範囲とはいえ、余裕が少なめなのは否めない。
往路の剱沢キャンプ場到達時点で2時間30分を切れているか=10時までに到達できているか、を一日目に山頂チャレンジするかの一つの目安としたい。
二日目:8/12(土)
立山へ。
剱沢キャンプ場→別山→雄山→一の越山荘→浄土山→室堂山→雷鳥沢キャンプ場
標準コースタイムは7時間35分。
立山は一般向けに登りやすい山なこともあり、かなり余裕のある行程になっている。
三日目:8/13(日)
予備日。12時にバスに乗る必要がある。
主に考えられる使い方は三つ。
- 一日目に剱岳山頂まで登らなかった場合。
- 日程に余裕があって元気かつ天気が良好な場合 (本命、ここまで楽しめるように体力を準備していきたい)。
- 日程に余裕があって疲れている場合。
- 室堂周辺でゆったりして帰る。
- みくりが池温泉:9時から営業、日帰り入浴可能
持ち物
ザックを新調
35Lのザックでテント泊が可能か、試しに大菩薩嶺まで登ったことがある。
一泊・かつマットを持って行かないというミニマリスト戦術でやっとギリギリだったので、二泊かつ剱沢キャンプ場を利用する今回はまあ無理だ。
ということで50Lのザックを買った。
ドイターのエアコンタクトライト50+10。軽量だし見た目が好みだったし、価格的にも魅力的だったので店舗で即決。
下側サイドストラップがドリンクホルダーの内側に入っていて、マットを固定するのに使えないという問題はあるが、容量は十分・フィット感も丁度良い・いざとなれば上方向に延長して10L足すこともできるので十分なスペックがあると思う。
マットの外付けに関しては別個にストラップを買うことにした。
ヘルメットを新調
奥穂高岳に登ったときはロードバイク用のヘルメットを流用したが、
- 上部からの落石を想定した造りじゃない
- 流線形のデザインは登山スタイルにはちょっと合わない
のでヘルメットを新調した。200gを切る軽いやつ。
ちょっと高かったが、「軽い製品も同じ試験をパスしているので信頼できる。だから、あとはお金を出して軽い製品を買うか、ケチって重い製品を買うかという違いしかない。」(意訳) という店員さんの説明に心底納得したので口車に乗って買った。
家に帰って重量比較したら、なんならロードバイク用のやつよりも軽かった。すげえ。
フォームパッド購入
剱沢キャンプ場は写真から見ても石がごろついていて、寝袋を直に敷いたら寝づらいことこの上ないだろう。そこで、今回は寝袋下に敷くマットがほぼ必須になる。
ザックやヘルメットを買うついでにこれも買った。モンベルのフォームパッド180。
サーマレストのZライトソルも並べてあって迷った。
寝心地は使ってみないと分からないので、サイズと重量で決めることにした。
Zライトソルの方が軽いが、畳んだ時にフォームパッドよりも1.5倍近く厚い。
ただでさえでかいパッド、少しでもコンパクトな方を選択したいということでフォームパッド180に決定した。
買い物していたときに時間がなかったので即決したが、もう少し丈が短いものを選んでさらにコンパクトにするのもアリだったかな~と後で思った。足りない部分は、硬くても問題ない足側にあてがえば問題なさそうだから。
やるぞ
夏の暑さに負けないようきっちり運動しつつ、ルートの情報を集め(カニのタテバイ・ヨコバイは特に)、もう一回くらいテント泊の演習をやって本番に臨みたい。